「仮想乗車の運賃お支払いに対するアンケート結果」につきまして
2020年9月23日 / お知らせ
アンケートの御礼と結果について
東海大学観光学部4年の森田浩一です。私は「仮想乗車」の取組みに興味を持ち、どういった方がどのような目的で「運賃」をお支払いになっているかを明らかにするため、アンケートを津軽鉄道さまのご協力の下、実施させていただきました。
このアンケートには期間中、21名の方からご回答をいただくことができました。なお、振込件数にしますと59件分に当たります。結果の詳細につきましては、以下のリンク先にて公開しております。ご関心がありましたら、どうぞご覧ください。
アンケート結果によれば、「運賃」をお支払いになったみなさまは津軽鉄道の経営努力に対して共感し、過去に津軽鉄道に乗車した時の印象的な体験が根源にあり、「郷愁」や関係者の「人柄」、鉄道の「雰囲気」に心惹かれ、その「心の拠り所」のような存在を無くしたくないという感情的な部分が大きく行動に影響していると捉えられます。また、こうした「乗客」のみなさまの多くが、自ら進んで津軽鉄道の情報発信をしていることも明らかになりました。以前からこうしたことは言われていたとは思いますが、今回のアンケートで改めて明確化できたと思います。
津軽鉄道には「仮想乗車」の「乗客」のみなさまのような「コミットするファン」、つまり自分の支援したい対象のために行動を起こすことのできるレベルの高いファンを集めるほどの魅力があります。アイディアとユーモアある津軽鉄道と「コミットするファン」の協働で、さらなる魅力の拡散と支援拡大の可能性もあるのではないでしょうか。
最後に、このような個人的なアンケートにご協力いただいたみなさまと、お忙しい中ご対応いただきました津軽鉄道さまに改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
東海大学観光学部
4年 森田 浩一